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サッポロビールは7日、2027年から2030年までの4年間を対象とする新たな中期経営計画を発表した。海外事業の収益力を大きく高め、2025年に220億円の事業利益を、2030年には400億円以上に引き上げる目標を掲げた。
不動産事業の売却で得た資金のうち、3000億~4000億円を優先投資として国内外のビール事業などの強化に充てる方針だ。
海外では、市場規模が大きい米国とカナダに加え、デンマークのビール大手カールスバーグとの協業を通じてアジアでも成長を目指す。「サッポロプレミアムビール」など自社ブランド商品の売上数量を2025年比9割増の2000万ケースに増やし、事業利益率も2025年の1.8%から13%に引き上げる。
国内では、ビールのプレミアム化を進めることで、2030年にはビールの売上数量を2025年比2割以上増、事業利益2%増を目指す。健康志向の高まりを背景に、RTD(缶チューハイなど)は売上数量で2割以上増、ノンアルコールビールは3倍以上を目標とする。
時松浩社長は7日の記者会見で「(新中計は)グループの新たな成長を切り開く4年間になる」と話した。