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スイスで14日、人口を1000万人に制限することを問う国民投票が実施され、複数の地元メディアが開票状況に基づく予測として反対派が優勢だと伝えた。投票結果は14日中に判明する見通しだ。
政府によると、午後3時(日本時間午後10時)時点で約295万票が集計され、賛成が約46.4%、反対が約53.6%となった。地元メディアは開票率が8割を超えたと報じている。
この国民投票は、移民の流入抑制を目的とした「人口制限イニシアチブ」についての賛否を問うものだ。スイスでは近年、人口増加に伴う住宅不足やインフラ負担が懸念されており、賛成派は持続可能な発展のために制限が必要と主張する一方、反対派は経済成長や労働力確保に悪影響があると訴えている。
移民問題はスイス社会で長年議論の的となってきた。今回の提案は右派政党が主導し、外国人労働者の受け入れに歯止めをかける狙いがあるが、経済界などからは反対の声が上がっており、国民の間で意見が二分している。
今回の投票はスイスの直接民主制の一環として行われ、最終結果が確定すれば今後の移民政策に大きな影響を与える可能性がある。国際社会も注目する中、開票は最終段階に入っている。(共同)