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今年度から全国的に本格化した中学校部活動の地域展開への移行に役立ててもらおうと、奈良県内の企業2社が16日、王寺町に寄付の目録を贈った。2社が同町に寄付を行うのは初めてで、寄付額は2社で計20万円。今後も継続的に寄付を続けたいとしている。
寄付を行ったのは、大阪・関西万博の大屋根リングなどの警備を担当した大和テックセキュリティ(王寺町)と、同町でごみの収集事業を行う大和管財(香芝市)の2社。両社の社長は兄弟で、ともに野球少年だった経験を持つ。
大和テックセキュリティの北川力也社長は、「子供たちがやりたいスポーツ、習い事ができるよう、本社がある町に貢献できれば」と寄付の理由を語った。兄弟社長として地域の子どもたちの成長を支援したい思いが込められている。
同町では現在、14のクラブを受け皿として部活動の地域移行を展開している。平井康之町長は、「(生徒らが)やりたい部活を充足できているかはわからないが、環境整備に寄付を役立てたい」と感謝の意を述べた。
両社は今後も寄付を継続する方針で、地域のスポーツ環境の充実に貢献していく考え。町としても、寄付金を活用し、生徒が多様な活動に参加できる体制づくりを進める予定だ。