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タイで中国人による大規模なタイ国籍不正取得疑惑が浮上している。警察は子ども1483人が持つタイ国籍の正当性に疑義が生じていると発表した。中国人女性がタイの病院で出産し、実際の父親は中国人でありながら、無関係のタイ人男性の協力を得て父親として役所に届け出ることで、子どもにタイ国籍を取得させる手法が横行していた可能性がある。
警察は24日、首都バンコクを中心に8つの病院が不正のネットワークに関与した疑いがあると発表した。このネットワークは中国人夫婦とブローカー、タイ人男性を結びつけ、組織的に国籍取得を支援していたとみられる。
病院や役所の職員ら30人以上のタイ人と中国人を逮捕しており、警察は全容解明を急いでいる。逮捕者には、出生証明書の偽造や役所での虚偽申請に加担した人物も含まれている。
中国以外の国籍を子どもに与えたい中国人夫婦がブローカーを通じ、報酬と引き換えに協力するタイ人男性の紹介を受けていたとみられる。ブローカーは中国人夫婦から高額な手数料を徴収し、タイ人男性には少額の報酬を支払っていた。
警察は全国の病院に捜査を拡大する方針で、不正取得が判明した子どものタイ国籍は取り消す方針を示している。捜査はさらに広がる可能性があり、タイ国内での出生証明書発行手続きの厳格化が求められている。(共同)