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ダイソン初のポータブルハンディファン「Dyson HushJet Mini Coolファン」(以下、クールファン)を実際に使ってみた。羽根のないスリムなデザインは従来品とは一線を画すが、使用場所を選ぶ特性も明らかになった。
羽根がないことのメリットは複数ある。例えば、かばんからの出し入れ時に大きなヘッドが引っかからない点、スリムな円筒形で収納スペースを取らない点、長い髪が絡まる心配がない点、そして珍しい形状で周囲に自慢できる点だ。特に女性にとって魅力的な特徴と言える。
一方でデメリットも存在する。最も顕著なのは風の向きの調整自由度が低いことだ。通常のハンディファンは本体を寝かせてヘッド部を起こすことで卓上ファンとして使えるが、クールファンは基本的に立てた状態で使用する設計となっている。
ノズル部分の角度調整は限られているが、本体をくるっと回すことで真上に風を送ることが可能だ。この状態で付属のネックストラップを取り付ければ、両手を使わずに顔の真下から風を受けられるため、外出時に便利である。重量は約212gでスマートフォンとほぼ同じであり、首への負担はほとんど気にならない。
総じて、従来のハンディファンとは異なる使い勝手を持つ本製品は、特定のシーンで真価を発揮する。デメリットを理解した上で選べば、日々の涼に新たな価値をもたらすだろう。