t>

ヒョンデモーターグループは、中国・上海市静安区に「UXスタジオ上海」を開設したと発表した。同施設は、急速に進化する中国のスマートモビリティ市場への関与を深め、ユーザーの知見をグローバルなイノベーションへと転換することを目的とした専門のユーザーエクスペリエンス(UX)研究拠点だ。
ヒョンデモーターグループの中国最高技術責任者(CTO)を務める許在浩(ホ・ジェホ)上席副社長は「UXスタジオ上海は、中国の消費者ニーズをより正確に理解・研究する先進的な研究拠点として機能するとともに、中国市場から得た知見をグローバルなR&Dに反映させる。この取り組みを通じて、『中国で、中国のために、世界へ』という戦略ビジョンを実現する」と述べた。
中国は世界最大の自動車市場であり、特に電動化やコネクテッド技術で革新が加速している。ヒョンデモーターグループは上海に拠点を設けることで、現地の消費者の行動や嗜好をリアルタイムで把握し、製品開発に迅速に反映させる狙いがある。
UXスタジオ上海では、ユーザー調査やプロトタイピング、デザイン思考ワークショップなどを通じて、中国市場特有のニーズを抽出。得られたインサイトは、韓国や米国、欧州などの研究開発拠点と共有され、グローバルモデルにも応用される。
同グループは、中国を単なる生産拠点ではなく、世界に向けたイノベーションの発信地と位置づけている。今回のスタジオ開設は、自動車業界の変革期において、中国発のユーザー体験を世界に展開する戦略の一環だ。