t>

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、取締役代表執行役社長:三部 敏宏)は、2026年8月1日付の人事異動について発表した。今回の異動では、次期経営体制を見据えた役員人事が打ち出されており、国内外の事業強化と電動化戦略の加速に向けた布陣となる。
代表執行役には、現・常務執行役員の佐藤一郎氏が昇格し、副社長執行役員に就任する。また、取締役会の構成も一部変更され、社外取締役として自動運転技術に詳しい鈴木美咲氏が新たに加わる。
執行役員の異動では、四輪事業本部長に田中美樹氏が就任。二輪事業本部長には現在の欧州拠点責任者である高橋健太氏が昇格する。併せて、電動化推進担当の専任執行役員として中村彩氏を新設ポストに起用する。
また、地域統括会社のトップも交代する。北米ホンダの社長には現在アジア・オセアニア統括を務める伊藤勇人氏が、中国本社の社長には中国事業に長年携わってきた渡辺誠氏がそれぞれ就任する予定だ。
同社は「今回の人事異動は、次の100年に向けた変革を加速するための布陣」と説明している。新体制のもとで、ホンダは2020年代後半までに電動車両の販売比率を全世界で50%以上に引き上げる目標を掲げており、若手の抜擢やデジタル人材の登用も進める方針だ。