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ルネサス エレクトロニクスは、半導体製造子会社ルネサス セミコンダクタマニュファクチャリングの高崎工場(群馬県高崎市)について、段階的に生産を終了した上で閉鎖する方針を決定したと発表した。生産終了までの期間は2~3年程度を見込んでいる。
半導体業界では特に6インチウェハラインにおいて、生産材料の供給終了や製造装置の保守サポート終了が進んでおり、サプライチェーン全体で構造的な変化が生じている。各社は生産ラインの集約や廃止を迫られている。
6インチウェハラインで生産を行う高崎工場でも、製造装置・用役設備の老朽化が進んでおり、生産中の一部製品について生産継続に課題があるとしている。同工場では自動車向け半導体なども生産しており、今後の供給体制が注目される。
ホンダ(本田技研工業)は8月5日、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の決算を発表した。自動車業界では車載半導体の調達環境が改善傾向にある一方、ルネサスによる高崎工場の閉鎖方針が今後の半導体供給網にどのような影響を及ぼすかが注目されている。
ルネサスは高崎工場の生産品目について、他の半導体製造拠点への移管を順次進める方針だ。移管が完了した製品から生産を終了し、2~3年以内に工場を閉鎖する。同社は関係先への説明を進めながら、供給への影響を最小限に抑えたい考えだ。