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トモミリサーチ(TOMOMI RESEARCH)は、高速フォトメトリックステレオ技術を用いた3D形状復元ビューアソフトウェア「FORESIGHT STEREO Viewer」を発表した。同製品は、製造業における外観検査の課題を解決するために開発された。
製造業の品質保証では、製品表面の微細な凹凸・打痕・歪みを正確に把握することが強く求められている。しかし、一般的な2D画像検査では、照明条件や反射の影響により「見えているようで見えていない」欠陥が多く存在していた。これが品質不良の見逃しや検査工程の効率低下につながっていた。
フォトメトリックステレオは、複数方向からの照明情報を用いて表面法線を推定し、3D形状を復元する技術だが、処理負荷の大きさと可視化の難しさが実用化の障壁となっていた。トモミリサーチは、長年培ってきた高速画像処理技術と独自アルゴリズムにより、この課題を克服し、リアルタイムでの3D可視化を実現した。
ドイツ・シュツットガルトに本社を置くベクター(Vector Informatik)は、同ソフトウェアを自動車業界向けテストソリューションに統合し、製造現場での実装を支援する。ベクターのツールとの連携により、検査データの管理や分析が効率化される。
この技術により、従来の2D検査では見逃されていた微細な欠陥を3Dで可視化でき、品質保証の精度向上と検査工程の自動化が期待される。トモミリサーチは今後、半導体や電子部品など幅広い製造業への展開を目指す。