t>
ATLANTA, GEORGIA – JULY 15: Thomas Tuchel, Manager of England, reacts during the FIFA World Cup 2026 Semi Final match between England and Argentina at Atlanta Stadium on July 15, 2026 in Atlanta, Georgia. (Photo by Ryan Pierse – FIFA/FIFA via Getty Images)イングランド代表は痛恨の逆転負けを喫し、60年ぶりのワールドカップ決勝進出を逃した。
FIFAワールドカップ2026・準決勝が現地時間15日に行われ、イングランドはアルゼンチン代表と対戦。55分にモーガン・ロジャーズのクロスにアンソニー・ゴードンが合わせて先制したが、その後は前回王者に押し込まれる展開に。守護神ジョーダン・ピックフォードの好セーブもあり何とか凌いでいたが、85分と90+2分に立て続けにネットを揺らされ、1-2で敗れた。
イングランドとしては“守備固め”が裏目に出る形となった。
トーマス・トゥヘル監督は72分にゴードンを下げてエズリ・コンサを投入し、システムを5バックに変更。しかし、クロスの出所を抑えることができず、カウンターも打てぬまま自陣に釘付けに。82分には長身DFダン・バーンを投入したが、その後2失点。90+6分にイヴァン・トニーとマーカス・ラッシュフォードへ望みを託すも、反撃の手は残されていなかった。
試合後、トゥヘル監督はイギリスメディア『BBC』を通じて「残念だ。あと一歩のところまで来ていたが、得点後は受け身に回り、相手に多くのチャンスを与えてしまった。ボールを奪い返すことができず、クロスやシュートを次々と許してしまった」と悔しさを滲ませた。
その上で、自身の采配を次のように振り返った。「ここ数試合、私は攻撃的な選手を投入する交代を行なってきたが、それはあくまで選手を助けるための策だった。スペースが空きすぎていたので、5バックに変更することにしたんだ」
トゥヘル監督は続けて、「相手はことごとく空中戦を制し、執拗にクロスを上げてきたから、中央のスペースを埋め、空中戦での強さを確保するために5バックにした。得点直後、交代を行う前からすでにクロスやチャンスを許していたので、何とか状況を改善しようとした」と説明した。
「もちろん追加点は狙っていたが、攻撃的な選手を投入することが助けになるとは感じられなかった。チームは受け身になり、どんどん消極的になっていき、ボールを奪えず、キープもできない状態だった」と振り返る。
「戦術的な構造の問題ではなかったと思うが、試合の流れは一変してしまった」とトゥヘル監督は語った。
自国開催の1966年大会以来の優勝という夢が潰えたイングランド。現地時間18日の3位決定戦ではフランス代表と対戦する。
一方、決勝のカードは欧州王者スペインと南米王者アルゼンチンに決まり、両国の注目が集まる。イングランドは敗戦から立ち直り、3位決定戦に臨む。