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中国国家統計局が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%上昇し、10カ月連続のプラスとなった。ただし伸び率は6月の1.0%から縮小しており、中東情勢の緊張緩和でエネルギー価格の上昇が和らいだ。
品目別では交通燃料が0.8%上昇にとどまり、6月の約15%から大幅に伸びが鈍った。統計局は「主にガソリン価格の上昇幅縮小によるものだ」と分析している。
食品価格は豚肉が13.3%低下するなどマイナスとなった。国内販売の低迷が続く自動車も下落した。中東情勢の影響が軽減された一方で、中国経済の下押し圧力となっている消費不振の根強さがうかがえる。
変動の大きいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.9%上昇した。6月は1.0%の上昇だった。
同時に発表した7月の工業品卸売物価指数(PPI)は3.5%の上昇だった。企業が製品を出荷する際の価格の変化を示すPPIがプラスとなるのは5カ月連続だが、伸び率は6月の4.1%から縮小した。(中国総局 三塚聖平)