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中古車販売店に勤める新人・槇島ユズ。名車を愛でるだけのつもりが、熱烈なオタクトークで図らずも成約を連発している。彼女はセダンをこよなく愛し、その知識と情熱で顧客を魅了するが、内心では一台でも多くの名車を店に留めておきたいと願っている。
「売りたくない」と願うユズの悲鳴とは裏腹に、今日もまた一台、愛する名車が店を去っていく。特に注目を集めているのは、360馬力を誇る『マークX +M』だ。その加速性能は驚異的で、100km/hから120km/hまでの加速がわずか2秒と噂されている。
このマークX +Mが中古車店に並んだ瞬間、すぐに購入者が現れた。その人物は、事前にネットで情報を仕入れていたようで、試乗もせずに即決で購入を申し出たという。ユズはその衝動買いに驚きつつも、また一台の名車が手放される寂しさを感じる。
購入者は女性。その正体は謎に包まれているが、車への知識が深いことがうかがえる。彼女はマークX +Mのスペックを熟知しており、特に加速性能に惹かれたと語った。ユズはこの女性の正体に興味を持ちつつも、仕事として成約を進める。
セダンを愛してやまない漫画家朝戸さんがお届けするこの物語。ユズの複雑な心情と、名車が次々と売れていく日々はこれからも続く。読者は、この“謎の女”の正体に注目しながら、ユズの奮闘を見守ることになる。