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衆院議院運営委員会の警察小委員会は19日、国会議事堂内に防犯カメラを設置する方針を決めた。屋外では既に複数台が稼働しているが、参院側も含め議事堂内部への設置は初めての試みとなる。廊下などの共用部分への設置が想定されている。議員からは「死角がなくなり、こっそり動けなくなる」(自民党の山口俊一衆院議運委員長)との声が上がった。
衆院事務局などによると、近年、国会敷地内への不審者侵入や女子トイレ利用者への盗撮事案が相次ぎ、対策を求める機運が高まっていた。一方、参院側では同様の動きは見られず、今後の展開が注目される。
議事堂内へのカメラ設置構想は過去にも浮上したが、議員の政治活動の監視につながるとの懸念が根強く、実現しなかった経緯がある。こうした背景を踏まえ、今回の計画では委員室や議員控室などの内部、議事堂とは別棟の議員会館内は対象外としている。
事務局は2027年度以降、改修作業に着手する方向だ。具体的な設置台数や場所は今後検討する。警察小委員長の田野瀬太道氏(自民)は「自由な政治活動を担保しつつ、防犯力を高める」と説明した。
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