
中国当局が民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件の学生リーダーで米国在住の周鋒鎖氏は3日、首都ワシントンで講演した。全米民主主義基金(NED)が開いた事件の犠牲者を追悼するイベントに出席した。
周氏は講演で「中国の学生や市民は民主主義、自由のために闘った」と振り返った。その精神は今も生き続けていると語った。
周氏はまた、今年で建国250年を迎える米国で民主主義の価値を疑う人が増えていると指摘した。この状況に「胸が張り裂ける思い」と嘆いた。
周氏は「民主主義は単なる政治体制ではなく政府への恐怖から解放されて生きる権利への信念だ」と訴えた。中国の民主化を追求する姿勢を示した。
香港民主化運動に参加後、米国で亡命生活を送る活動家の許穎婷さんは講演で、空気のように感じていた自由が香港から消え去ったと語った。「天安門事件の記憶を守り、次世代に伝えていく」重要性を強調した。