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平均年齢33歳の男性アイドルグループ「モナキ」が、昭和レトロ歌謡を武器に男性アイドル界に新たな風を吹き込んでいる。彼らは「純烈の弟分」としてデビューし、そのコミカルな楽曲と親しみやすいキャラクターでSNSを中心に話題を集めている。旧ジャニーズ事務所の体制崩壊後、こうした「地に足のついた大人たち」の存在が注目されている。
モナキのメンバーは全員が30代で、アイドルとしては異例の遅咲きデビューを果たした。彼らはそれぞれ異なる経歴を持ち、元々は芸能活動とは無縁の仕事をしていた者も多い。そんな彼らが集まった背景には、昭和歌謡への愛情と「もう一度チャレンジしたい」という共通の思いがあったという。
彼らの楽曲は昭和の歌謡曲を思わせるメロディーに、現代的なユーモアを織り交ぜたスタイルが特徴だ。例えば「オッサンブギウギ」といった楽曲はTikTokで再生回数100万回を突破し、中年層だけでなく若年層からも支持を得ている。メンバー自ら振付を考案するなど、DIY精神もファンの共感を呼んでいる。
旧ジャニーズ事務所のスキャンダルとそれに続く解体は、アイドル業界に大きな変化をもたらした。かつては若さや完璧さが重視されたが、今では人間味や親しみやすさが評価されるようになった。モナキのような「普通の大人」がアイドルとして活躍できる土壌が整いつつある。
モナキの戦略は、昭和レトロ歌謡という明確なニッチを狙うことだ。彼らは「若さ」ではなく「経験」と「味」を売りにして、中高年男性を中心としたコアなファン層を獲得。さらに、ライブハウスでの小規模公演で着実にファンを増やしている。遅咲きながらも、彼らが切り拓くセカンドチャンスの勝算は十分にある。