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ARLINGTON, TEXAS – JUNE 14: Koki Ogawa #19 of Japan celebrates scoring his team’s second goal during the FIFA World Cup 2026 Group F match between Netherlands and Japan at Dallas Stadium on June 14, 2026 in Arlington, Texas. (Photo by Alex Pantling – FIFA/FIFA via Getty Images)FIFAワールドカップ2026のグループF第1節が14日に行われ、日本代表は強豪オランダ代表と2-2で引き分けた。2度リードを許しながらも、中村敬斗と鎌田大地が同点ゴールを決め、勝ち点1を持ち帰った。
日本代表にとって8度目のワールドカップが幕を開けた。前回カタール大会から4年、森保一監督が続投し、ブラジルやイングランドなど優勝国を撃破してきた成長した布陣で、最高の景色である優勝を目指す。初戦の相手は過去3度準優勝、FIFAランキング8位の強豪オランダだ。
日本のスタメンはGK鈴木彩艶、3バックに渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝。ダブルボランチは佐野海舟と鎌田大地、ウイングバックに堂安律と中村敬斗、シャドーに久保建英と前田大然、最前線に上田綺世が入った。
対するオランダはフィルジル・ファン・ダイクやデンゼル・ダンフリース、フレンキー・デ・ヨング、ドニエル・マレンらが先発に名を連ね、4-3-3の布陣で臨んだ。
前半はボールを保持するオランダに対し、日本はブロックを形成して耐える展開となった。3分にはコーディ・ガクポのカットインからのパスでマレンが強烈なシュートを放ったが、GK鈴木がスーパーセーブで防いだ。
34分にはタイアニ・ラインデルスの右コーナーキックからマレンのヘディングシュートが枠を捉えたが、GK鈴木とカバーに入った谷口が懸命に凌いだ。日本の守備陣が粘り強い対応を見せた。
43分には右サイドからチャンスを創出。久保が起点を作り、オーバーラップした渡辺がクロスを送り、中村が胸トラップから右足を振り抜くも枠の左へ外した。
直後にはファン・ダイクのマークを外した上田が鎌田からのラストパスを受けてシュートを放つが、これもゴールを外れた。前半は両チーム無得点で折り返した。
後半開始早々の51分、セットプレーのこぼれ球を回収され、ライアン・フラーフェンベルフの長いクロスから攻め残っていたファン・ダイクにヘディングを叩き込まれ、オランダが先制した。
それでも57分、久保が左に流れて深い位置で起点を作り、マイナス方向へのパスを収めた中村が右足でGKフェルブルッヘンのニアサイドを抜く強烈なシュートを決め、日本がすぐさま同点に追いついた。
しかし日本の得点から7分後、ライン間でボールを受けたフラーフェンベルフが巧みなターンから展開し、クリセンシオ・サマーフィルがカットインから左足でコントロールショットを沈め、オランダが再びリードを奪った。
日本はフレッシュな選手を次々と投入し、ボールを保持する時間を増やしながら攻勢を強めた。75分には冨安健洋、菅原由勢、小川航基を投入し、84分には塩貝健人もピッチに立った。
迎えた89分、伊東純也の右コーナーキックに小川航基が頭で合わせ、最後は鎌田大地に当たってネットを揺らした。値千金の同点ゴールで試合は振り出しに戻された。
試合は2-2で終了。日本代表の次戦は20日のチュニジア代表戦、オランダは同日にスウェーデン代表との第2節を戦う。
得点者:0-1 51分 フィルジル・ファン・ダイク(オランダ)、1-1 57分 中村敬斗(日本)、1-2 64分 クリセンシオ・サマーフィル(オランダ)、2-2 89分 鎌田大地(日本)。
日本代表のフォーメーションは3-4-2-1。GK鈴木彩艶、DF渡辺剛(75分冨安健洋)、谷口彰悟、伊藤洋輝、MF堂安律(75分菅原由勢)、佐野海舟、鎌田大地、中村敬斗、久保建英(75分小川航基)、前田大然(66分伊東純也)、FW上田綺世(84分塩貝健人)。
オランダ代表のフォーメーションは4-3-3。GKフェルブルッヘン、DFダンフリース、ファン・ヘッケ、ファン・ダイク、ファン・デ・フェン、MFデ・ヨング、フラーフェンベルフ(81分アケ)、ラインデルス(70分ティンバー)、FWサマーフィル(70分コープマイネルス)、マレン(70分デパイ)、ガクポ(85分ブロビー)。
このドローは日本にとって貴重な勝ち点1であり、グループリーグ突破へ大きな一歩だ。森保監督は試合後に「選手たちの粘り強いプレーに感謝する」とコメントした。
中村敬斗の同点ゴールは左サイドからの中村らしい強烈なシュートで、彼の得点感覚の高さを示した。右足の一振りでチームを救った。
鎌田大地のゴールは途中出場の小川航基のヘディングが当たった幸運もあったが、その前の動き出しとポジショニングが光った。鎌田は中盤での働きも冴えた。
GK鈴木彩艶は前半から数々の好セーブを見せ、特に3分のシュートストップは試合の流れを決める重要なプレーだった。若き守護神が成長を証明した。
日本のサポーターはスタジアムを埋め尽くし、熱い声援を送り続けた。2度のビハインドにも折れない応援が選手を後押しした。
グループFの他カードではドイツ代表がキュラソー代表に快勝し、スウェーデン代表もチュニジア代表に勝利した。日本は次戦のチュニジア戦が重要となる。
日本代表はこの引き分けで勢いを維持し、次の試合に向けて準備を進める。中村や鎌田の得点力、鈴木の安定感が今後の鍵を握る。挑戦はまだ始まったばかりだ。