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米南部フロリダ州の上下両院は29日、同州の連邦下院選で共和党に優位な選挙区が四つ増える区割り変更案を賛成多数でそれぞれ可決した。米メディアが伝えた。デサンティス知事(共和党)が署名し、成立する。同州は28議席が割り当てられ、新たな区割りで共和党が24議席に伸ばす可能性がある。
この区割り変更は、11月の中間選挙で共和党の多数派維持を狙うトランプ大統領が連邦下院選の区割り変更を呼びかけたことを契機としている。トランプ氏はこれまでも選挙戦略の一環として、各州に共和党有利な選挙区の再編成を促してきた。
その呼びかけを受け、全米の共和、民主両党は自党に有利な区割り変更合戦を展開している。特にフロリダ州は激戦州として知られ、今回の変更により政治勢力図が大きく変わる可能性がある。
CNNテレビによると、今回のフロリダ州の区割り変更は全米で8番目となる。他の州でも同様の動きが相次いでおり、両党の攻防が激化している。
今回の変更により、全米で共和党有利の選挙区が三つ増えることになる。中間選挙を前に、各州で進む区割り変更が下院の勢力バランスに直接影響を与えるとみられる。(共同)