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沖縄県の玉城デニー知事は13日、名護市辺野古沖で発生した船2隻の転覆事故を受け、辺野古漁港に設置された防犯カメラ映像の外部公開について、「ああいう映像が外部に出るというのはそもそもどうなのか」と疑問視した。県庁に登庁後、記者団の取材に応じた中で述べたものだ。
産経新聞が公開した防犯カメラ映像には、事故前後の詳細な状況が映っていた。映像公開を疑問視した玉城氏に対し、産経新聞の記者が「それはどういう意味か」と尋ねると、玉城氏は「あれは捜査の証拠資料。映像は確認したが、コメントは特に差し控えなければならないだろう」と述べた。
映像には、救助された生徒らが漁港に搬送される緊迫した様子が記録されていた。船に乗らず港で待機していた先発組引率の女性教師とみられる人物、後発組を引率した男性教師とみられる人物も確認できた。しかし、抗議船「平和丸」の男性船長とみられる人物を含めた3人が救助された生徒たちの点呼を取る様子や、安否確認を行う様子は映像からうかがえなかった。
知華さんの父親は10日、インターネットの投稿プラットフォーム「note」を更新し、映像について「私は公開に先立ち、編集前の全編を確認しました。知華が搬送される部分は、私にとっては繰り返し見られるものではありませんが、1時間も海中にいた知華を懸命に救命を試みてくださる方々の姿が見て取れました」とつづっていた。
辺野古漁港に設置された防犯カメラ映像を巡っては、芥川賞作家の目取真俊氏(65)が自身のブログで「遺族は望んでいたのだろうか」と映像公開を疑問視。これに対し、知華さんの母親は「防犯カメラに映る娘についてプライバシーに関する指摘もあるようだが、むしろ(映像が)公開され、事実が明らかになったという社会的意義は大きく、問題があるとは考えていない」とのメッセージを産経新聞に寄せていた。