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宮城県塩釜市の仙台塩釜港で、宮城海上保安部の巡視船から重油が流出した問題が発生した。この事故により、周辺の漁業や水産加工業、観光業に深刻な影響が生じている。
金子恭之国土交通相は9日の閣議後記者会見で、海上保安庁が被害を受けた漁業者や水産加工業者、観光業者に対して賠償を行う方針を明らかにした。同相は「速やかに損害査定などの対応を進める」と述べ、早期の解決を約束した。
具体的な賠償内容として、漁業者に対しては今月中に水産物の被害に対する賠償を実施する方針だ。また、水産物や漁具の処分費用についても、海上保安庁が業者と直接契約を結んで負担するという。
この対応は、地元経済への打撃を最小限に抑える狙いがある。金子氏は「地元の皆さまに多大な迷惑をおかけしたことを重く受け止める」と述べ、改めて謝罪の意を示した。
国土交通省と海上保安庁は今後、被害実態の詳細な調査を進めるとともに、迅速かつ公正な賠償手続きを実施する方針だ。関係業界からは早期対応を求める声が上がっている。