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米中央軍は米東部時間12日午後5時(日本時間13日午前6時)、イランへの追加攻撃を開始したと発表した。同軍は11日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を通航中のコンテナ船がイランに攻撃されたため、約140の標的を攻撃していた。イランはカタールやアラブ首長国連邦(UAE)に反撃しており、米イラン両軍による攻撃の応酬が一段と激化している。
イラン革命防衛隊は12日、ホルムズ海峡を封鎖する方針を表明した。しかし米中央軍は同日、航行を希望する船舶に対して「海峡は開放されている」とイランの主張を否定した。米軍は船舶の安全な航行を支援するため、自軍が海峡周辺に配置についていると説明した。
米中央軍は11日に大規模攻撃を実施したと公表しており、イランメディアによると、ホルムズ海峡に近いケシム島付近などで爆発音が確認された。イランの攻撃を受けたとされるコンテナ船では火災が発生し、乗組員1人が行方不明となった。米中央軍は12日の追加攻撃の目的について、ホルムズ海峡を航行する船舶に対する「イランの攻撃能力を弱体化させる」ためだと説明している。
攻撃の応酬が続く中、イランの反撃範囲は拡大している。ロイター通信によれば、カタールは4月以降は攻撃を免れていたが、今回の攻撃で3人が負傷した。UAEも5月上旬から標的になっていなかったが、ミサイルやドローン(無人機)が飛来し、防空システムが作動する事態となった。
米イラン両国は6月中旬に停戦を宣言する覚書に署名し、最終合意に向けた交渉を本格化させる計画だった。しかし今回の攻撃応酬により、協議の行方は不透明になっている。