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豊田通商は、ラオス人民民主共和国において、車両組立(KD)事業を行う新会社「Toyota Tsusho Manufacturing Laos(TTML)」を設立したと発表した。同社はラオス国内市場向けにピックアップトラック『ハイラックス』とSUV『フォーチュナー』の組み立て・供給を担う。
TTMLは、ラオス国内市場向けに車両の組み立て・供給を行う生産拠点として、段階的に設備投資および人材育成を進め、2028年4月の生産開始を予定している。生産能力や投資額などの詳細は今後公表される予定だ。
KD(ノックダウン)方式とは、完成車をそのまま輸出するのではなく、部品の状態で現地に送り、現地工場で組み立てる生産方式のこと。関税や輸送コストの削減、現地雇用創出などのメリットがあり、新興国市場での展開に適している。
豊田通商グループのエレクトロニクス商社、ネクスティ エレクトロニクスも部品調達や現地サプライヤーとの連携を支援する。ラオスは東南アジアで自動車市場が成長している国の一つであり、今回のKD生産により、同国でのトヨタ車の販売拡大を狙う。
豊田通商はラオスでこれまでも自動車販売やアフターサービス事業を展開してきたが、今回の組立事業への参入により、現地でのバリューチェーンを強化する。2028年の生産開始に向け、今後は設備投資や人材教育を段階的に進めていく方針だ。