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政府は4日、スピードスケート女子で日本最多となる通算10個の五輪メダルを獲得し、今春に現役を引退した高木美帆さん(32)に国民栄誉賞を授与した。官邸で表彰式が行われ、高市早苗首相が表彰状を手渡した。スピードスケート選手の受賞は初めて。
首相は「歴史に残る快挙を成し遂げ、国民に広く夢と感動を、社会に明るい希望と勇気をもたらした」と表彰状を読み上げた。記念品として包丁の10本セットも贈った。
高木さんは表彰式後、記者団の取材に応じ、「身に余る思い。私自身というより、今までスピードスケートで戦ってきた人たちに対する評価でもあると受け取っている」と喜びを語った。
高木さんは北海道幕別町出身。冬季五輪4大会に出場し、2018年平昌大会の団体追い抜きと22年北京大会の1000メートルで金メダルを獲得した。今年2月のミラノ・コルティナ大会では銅メダル3個を手にした。
国民栄誉賞の授与は、令和5年3月の車いすテニス男子の国枝慎吾さん以来、29例目。高市政権での授与は初となる。