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高松市鍛冶屋町の駐車場に停車していた乗用車内で、若い男性2人が死亡しているのが見つかり、香川県警が詳しい経緯を捜査している。25日午後4時50分ごろ、現場を確認した関係者から「男性2人が心肺停止状態で倒れている」と119番通報があった。現場に駆けつけた救急隊員らによって、車内にいた2人の死亡がその場で確認された。高松北署は現場の状況から、事件と事故の両面で慎重に調べを進めている。
亡くなったのは、いずれも作業員の27歳と20歳の男性であることが判明した。捜査関係者によると、2人は同じ会社に勤める同僚同士であり、前日の24日には周囲に行き先を告げていたという。具体的には、上司に対して「高松に飲みに行く」と連絡を入れていたことが分かっている。これが、周囲が確認した2人の最後の足取りとなった。
事態が発覚したのは、25日の朝になっても2人が職場に姿を見せなかったことがきっかけだった。無断欠勤を不審に思った上司が家族に連絡を取り、スマートフォンの位置情報機能を活用して居場所を特定したという。上司が位置情報を頼りに現場の駐車場へ向かったところ、動かなくなっている2人を発見し、通報に至った。変わり果てた姿で発見された同僚に対し、職場関係者の間では動揺が広がっている。
現場となったのは高松市役所から東に約200メートルほどの場所に位置する、飲食店などが立ち並ぶ繁華街の一角である。週末の夕刻ということもあり、周囲は多くの買い物客や通行人で賑わっていた。騒然とする現場を目撃した近くにいた男性は「消防車と救急車が来て慌ただしい様子だった」と当時の緊迫した状況を語った。警察は車両の検証を進めるとともに、付近の防犯カメラの映像解析なども進めている。
県警は、2人の死因を特定するために司法解剖を行う方針を固めている。車内に荒らされた形跡がないか、あるいは第三者の関与の有無についても詳しく調査が行われる予定だ。若き作業員2人の命がなぜ失われなければならなかったのか、解明が急がれている。地域住民からは、繁華街で起きた突然の悲劇に不安の声が上がっている。