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<産経抄>熊本を悩ます寝苦しい夜、政府の支援は届き始めているけれど

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Mika Nakamura
経済 - 02 8月 2026

各月の1日は「朔日(さくじつ)」ともいう。特に旧暦の8月1日は「八朔(はっさく)」と呼ばれ、お世話になった人への贈答のならわしがあった。その由来が変わっている。八朔には「田の実の節句」という別名があり、農家が豊作を願う日とされた。

▼「田の実」が「頼み」に転じ、「よろしくお頼み申す」の風習が生まれたらしい。田の神や農事を助け合う仲間への感謝が、社会の隅々にまで広がったとしても何の不思議もない。月めくりのカレンダーはきのうから8月。手厚い支援を願う被災地の声は、政府に届いてはいる。

▼地震に見舞われた熊本の避難所では、航空自衛隊の輸送を通じて移動式クーラーの設置が進む。一方で、硬い床に毛布を敷いて横になる被災者の姿が報じられてもいる。冷房の届かない隅の部屋では、うちわで扇ぎ合う高齢者の姿もあった。

▼10年前の被災の教訓はどこへ、一向に変わらぬ光景に胸の痛みを禁じ得ない。避難所の暑さ対策は繰り返し指摘されてきたが、後手に回っているのが実情だ。手厚い支援の言葉だけが先行していないだろうか。

▼八朔の「頼み」の精神が示すように、助け合いの気持ちは社会の隅々にまで届いてしかるべきだ。政府の支援が形になるまでには時間がかかるが、被災地の声に耳を傾け続けることが何より大切ではないか。寝苦しい夜を乗り越えるためにも、一人ひとりの「頼み」に応える支援が求められている。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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