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1票差となった3月の那須町長選を巡り、栃木県選挙管理委員会に当選無効と裁決された平山幸宏町長が、裁決の取り消しを求め東京高裁に提訴したことが7日、分かった。提訴は3日付だった。
県選管が全票を点検した結果、平山氏と新人で落選した元町議小山田典之氏の姓と名が混在した「平山のりゆき」が6票、「小山田ゆきひろ」が10票あった。町選管はこれらの票を無効と判断したが、県選管は全て有効票とみなした。
他の票も含めて精査した結果、県選管は小山田氏の得票が平山氏より2票多いと裁決し、当落が逆転した。選管間で判断が分かれる異例の事態となっている。
平山氏は7日、取材に「県と町で判断が違うので高裁できちんと判断してもらいたい」と話した。同氏は裁決に不服として法的な争いを選んだ。
地方自治法の規定により、平山氏は裁決または訴訟の判決が確定するまでは町長職を失わず、引き続き職務を遂行する。訴訟の行方が注目される。