歯周病リスク高める現代人の癖「3つ以上なら見直しを」 歯と口の健康週間に歯科医が警鐘

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Haruki Sato
ライフ - 04 6月 2026

6月4~10日は「歯と口の健康週間」です。歯科診療の現場では虫歯以外の疾患で受診する患者が増加傾向にあると報じられており、その一因として「歯の食いしばり」を指摘する歯科医師もいます。ストレスや姿勢の悪化などが、食いしばりの癖(くせ)につながり、歯の健康をおびやかすとされています。

虫歯以外の疾患の代表例が歯周病です。歯のまわりの歯茎が炎症を起こし、歯を支える骨や組織を壊す疾患で、その初期段階に起こる歯茎の炎症は歯肉炎と呼ばれ、歯のまわりにプラーク(歯垢)がたまることで起こります。これらを悪化させる一因ともいわれているのが、歯の食いしばりです。

「食いしばりの厄介な特徴は、本人に自覚がないまま無意識で歯を強くかみしめていることです」と語るのは、青山高橋矯正歯科医院(東京都港区)の院長で歯科医の三上康代さんです。三上さんによると、炎症のある歯茎に食いしばりによる強い力が加わると、歯や歯周組織への負担が増し、歯周病の悪化につながるケースがあるといいます。

厚生労働省の患者調査によると、「歯肉炎および歯周疾患」の総患者数は令和5年に推計1135万4000人となり、3年前より275万人も増えました。三上さんは、患者の増加の背景に、食いしばりの癖の広がりも関係しているのではないかとみています。

「長時間のパソコンやスマートフォン(スマホ)の使用で前傾姿勢が常態化しています。画面を見ながら下を向くときに上下の歯が接触し、画面に集中して力が入ると食いしばってしまうようです」(三上さん)

厄介なのが日中だけでなく、就寝中にも食いしばる人が目立つことです。就寝中の食いしばりは、とりわけ自覚しづらく、見逃さないために活用したいのが「セルフチェックリスト」です。

あごに疲労感や違和感があったり、舌にギザギザした歯形がついていたりするのは食いしばりのサインかもしれません。

集中時に奥歯に力が入りやすい人や、唾液が出にくい人、慢性的な肩こりや頭痛、顔のこわばりを感じている人も要注意です。これらの中に当てはまるサインが3つ以上ある場合は生活習慣を見直しましょう。

「現代人は頑張るのには慣れていても、力を抜くのが苦手な傾向が顕著です。口元は無意識の緊張が表れやすい場所の一つ」と三上さんは指摘します。例えば、グッと奥歯を食いしばると、あごまわりの筋肉が過度に緊張する恐れがあるため、「歯を磨くだけではなく、口元からリラックスするという視点も口腔ケアには重要です」と述べています。

心掛けたいのは、歯を正しい位置に保つ意識を持つことです。上下の歯が接触するのは本来、食事や会話のときだけ。普段は上下の歯が離れた状態になるように意識し、舌は上あごにそっとつく位置をキープします。特にスマホやパソコンを見るときに猫背になると奥歯が接触しやすくなるため、視線を上げ、背筋を伸ばすようにしましょう。

口元や頰の筋肉の緊張をほぐすためにできることもあります。「よく笑い、かみ、話して、口元を積極的に動かしましょう」と三上さんは勧めます。口の中から頰や唇の内側の辺りを優しく指圧するのも効果的で、耳の前にある「耳下腺」もマッサージしてみましょう。

耳下腺への刺激は、口内を清潔に保つために働く唾液の分泌の促進にもつながります。無意識の食いしばりは、心身からの「少し休んで」というサインかもしれません。まずは、こわばった顔の筋肉をほぐすことから始めてみましょう。(竹中文)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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