
天安門事件から37年となった4日、台湾の人権団体などが台北市中心部の「中正紀念堂」で犠牲者を追悼する集会を開いた。
香港のビクトリア公園で約30年行われた追悼集会が2020年の香港国家安全維持法(国安法)施行で事実上禁止されて以降は、台北の集会が最大規模の追悼活動となっている。
台湾の頼清徳総統は4日、「真実が闇に葬られている中、記憶は忘却に抵抗する力だ」とSNSに投稿し、中国当局が天安門事件を直視し「歴史の傷口に向き合う」よう訴えた。
一方、香港からの報道によると、警察当局が厳重に警戒するビクトリア公園近くでは、立ち止まって頭を垂れる市民や、読経しながら園内に入ろうとした民主活動家が現れ、警察に阻止された。天安門事件が起きた6月4日にちなみ指で6と4をつくった市民や、花を手にした民主活動家らが警官に連行されたという。
また、公園での追悼集会を主催していた民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」(支連会)の元副主席で、国安法違反の罪で起訴された鄒幸彤氏は4日、獄中で37時間のハンガーストライキを始めた。