
パナソニックホールディングス(HD)は8日、投資家向け説明会で、データセンター(DC)向け蓄電システムの2028年度売上高が1兆円規模に達する見通しを明らかにした。人工知能(AI)市場の拡大に伴い需要が急増しており、国内外の電気自動車(EV)用電池の生産設備をDC向けに転用する方針だ。
DC向け蓄電システムは子会社のパナソニックエナジーが手がけている。2025年度の製品売上高は約3000億円を見込む。蓄電システムは停電対策や電力効率向上に寄与し、世界で高いシェアを誇る。
パナソニックエナジーは今後、米カンザス州の車載電池工場でDC向け製品の製造を開始する計画だ。これにより、EV用電池からDC用への生産設備の転換を加速させる。
傘下のパナソニックインダストリーも、サーバー安定稼働に必要な電子部品の生産強化を表明。佐賀県や熊本県の工場でコンデンサーの増産に着手する。
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