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FIFAワールドカップ2026の決戦の地、北中米。大注目の日本代表に帯同しながら、左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂という重傷からの復活を目指す男がいる。モナコに所属する南野拓実だ。昨年12月に負った大ケガから約7カ月。全体練習前にスピードを上げて走り込む姿がたびたび目撃され、本人も「ここまでの道のりは順調」と語る。
しかし、南野は単なる“リハビリ組”ではない。練習中は大きな声を出し、ボール回しでは球出しやボール拾いに精を出す。試合後には先輩のスパイクを磨く姿まで見せる――まさに“黒子”に徹したサポート役だ。その献身的な姿勢に、森保一監督や選手たちも感銘を受けているという。
スパイク磨きの“きっかけ”について、南野は冗談めかして説明する。「試合後にフライトがあったので、早く帰らなあかんかった。麻也くん(吉田麻也)が『早く帰りたい』ってやり始めて、そうしたら俺もやるしかないやん(笑)。それが始まりです」。だがその根底にあるのは、常にチームのために行動するという強い思い。「一番はみんなに力を与えること」と語るその目は、優勝という“最高の景色”を真っすぐに見据えている。
26日の練習では、同じく左ひざの負傷から復帰を目指す久保建英と共にランニングなどのリハビリメニューを消化。今大会、背番号「8」を継承した久保の様子について、南野は笑いながらこう話す。「あいつは特に元気なんで、励ます必要はないですね(笑)。決勝戦まで行って、あいつが帰ってくるまでみんなで進むということを信じていますし、タケ(久保)も信じていると思う」。
2人のランニング中には談笑する場面もあった。「昨日の試合(スウェーデン戦)の話や、今のひざのフィーリングについて話しました。順調そうでしたよ」と南野。チームの結束を感じさせるエピソードだ。
ところで、W杯をより楽しむ方法の一つが「スポーツくじ」だ。Jリーグのイメージが強いが、実は今夏のワールドカップも対象となっている。1試合から購入できる『WINNER』では、全104試合の「1試合予想くじ」に加え、日本代表の成績や優勝国を予想する「競技会予想くじ」も販売中。インターネット決済ならキックオフ10分前まで買える試合もある。そして、その収益は日本のスポーツ振興に使われ、選手育成やサッカー教室、グラウンド整備などに役立てられている。“応援”が未来の日本サッカーを育てる――そんな仕組みがW杯をより深く味わう手助けとなるだろう。