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トランプ米大統領は3日、イランとの協議を巡り「これが最後のチャンスだ」と警告し、ホルムズ海峡の開放などの要求に応じるよう迫った。同日午後に始まると説明していた交渉については「今まさに話し合っている」と語ったが、詳細は明かさなかった。イラン側は交渉を否定しており、協議の実態は不透明なままだ。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、「われわれが話し合っているのは、ホルムズ海峡を明日(4日)までに全面開放することだ」と述べ、この実現が第1段階になると説明。続く第2段階ではイラン核問題を協議するとし、「こちらは多少時間がかかる」と語った。
また、イランに対しては「『斬首』の前に最後のチャンスを与えたい」と警告。指導者の殺害や排除を意味する「斬首作戦」を念頭に置いた発言とみられ、合意に応じなければ、中止を表明した大規模な軍事攻撃に踏み切る可能性を示した。
イラン外務省のバガイ報道官はこれに先立つ3日の記者会見で「米国とは交渉を行っていない」と主張。現在進行中なのはホルムズ海峡の管理を巡る対岸国オマーンとの協議のみだと説明した。イラン高官筋もロイター通信に対し、米国との交渉予定はないと述べた。
他方、トランプ氏は3日のSNS投稿で、交渉を求めてきたのはイラン側だと指摘した上で、イラン指導部を「信じられないほど二枚舌だ」と非難。ホルムズ海峡では米軍によるイランの港湾封鎖という「鋼鉄の壁」が敷かれており、「合意か全面降伏が実現しない限りは、何一つイランには通さない」と主張した。