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4日午前6時ごろ、羽田空港に着陸しようとしていた上海発の全日空968便ボーイング767で、航空機衝突防止装置(TCAS)が作動し、パイロットがシステムの指示に従い回避操作をした。全日空によると、別の機体が接近した可能性があり、詳しい状況を調べている。
このトラブルで乗客や乗員にけがはなく、同機はその後の運航に大きな支障はなかったとみられる。全日空は現在、管制通信の記録や機体の運航データを確認し、なぜ接近が起きたのかを詳しく調査している。
TCASは、自機の周辺を飛行する航空機を電波で探知し、衝突の危険があると判断した場合に、パイロットへ上昇や降下などの指示を自動的に出す装置である。今回はこのシステムが作動し、パイロットが表示された回避指示に従ったことで、安全な着陸につながったとみられる。
全日空は「機体や乗客に異常はなかった」と説明しており、国土交通省に対しても必要な報告を行ったとしている。同社は原因究明を急ぐとともに、再発防止に向けた確認を徹底する方針だ。
羽田空港では国際線や国内線の運航本数が増加しており、離着陸時の管制の複雑さが増している。今回の事案を受け、航空各社には安全運航の一層の徹底が求められそうだ。