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JR北海道の留萌本線が4月30日、全線で廃止された。最終列車となった石狩沼田―深川間(約14キロ)には、定員の大幅超過となる660人が乗車。鉄道ファンや地元住民が別れを惜しむ姿がみられた。
留萌本線は1931年に全線開通。しかし、沿線人口の減少や利用者の低迷で、JR北海道は2016年に留萌―増毛間を廃止。その後も採算悪化が続き、今回石狩沼田―深川間の運行を終えた。
最終列車の出発前、石狩沼田駅では「ありがとう留萌本線」と書かれた横断幕が掲げられ、地元の小学生らが手を振って見送った。乗客の中には涙をぬぐう姿もあり、長年にわたる鉄路の終焉を惜しんだ。
一方、廃止後は代替バスが運行されるが、運賃の値上げや運転手不足が課題として浮上。留萌市や沼田町の関係者は「公共交通の維持に努力していく」としている。
105年の歴史に幕を閉じた留萌本線。地域の足を失った住民らは、新たな交通手段の確保と持続可能性を模索する試練に直面している。