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KDDIは28日、信頼性の高い情報を取得できる対話型AIサービスのアプリ「Buffmee(バフミー)」の提供を開始した。提携する新聞、雑誌、Webメディアなど約150の情報源から、ユーザーが必要な情報を整理して伝えたり、学びや趣味の具体的な提案を行ったりするサービスだ。出典を明示して情報を提供することで、「誰もが安心して知識を深掘りできる新しい学び・趣味体験を実現する」としている。
バフミーは、インターネット全体を参照するのではなく、新聞社や出版社などから提供された信頼性の高いコンテンツだけを情報源とする。それらをAIが検索・要約・整理し、出典も明示してユーザーに回答する。対応媒体は約150にのぼり、今後も拡大予定としている。情報を提供する事業者は、利用頻度に応じた収益が得られる。
産経新聞は「ライフ」ジャンルの記事情報を、サンケイスポーツは芸能とサッカーの記事情報を提供している。共同通信、朝日新聞なども参加している。
サービス名のバフミーは、ゲームにおける能力強化効果「バフ(buff)」と自分(me)に由来。「経験を積み重ね、成長する。バフを私にかける」と言う意味が込められた。KDDIは「あなたが成長するAI」をコンセプトに掲げている。
バフミーが開発された背景には、生成AIの登場や普及により、インターネット上に不確かで信頼できない情報が増えた問題がある。
生成AIを活用すれば、誰もが膨大な情報を作成し公開できるが、一方で受け手側は「信じていいのか」「自分にとって必要な情報かどうか」が分かりにくくなっている。また、インターネット上の情報をAIが無断利用し、知的財産権を侵害するケースが社会問題化。ジャーナリズムやクリエイティブ産業の持続可能な発展を脅かすとの懸念が高まっている。
KDDIはこうした問題に対応し、知的財産権を侵害せず、信頼できる情報を提供できる仕組みとしてバフミーを開発。企業の事業成長を後押しする「AI労働力」と、暮らしを変革する「AI生活力」の両方を提供するサービスとアピールしている。
バフミーのアプリの利用は、無料プランと、月額980円のプレミアムプランがある。プレミアムプランではAIとの対話や画像生成を制限なく利用でき、限定コンテンツを閲覧できる。またサービス提供開始を記念し、申し込み日から1年間、プレミアムプランを無料で利用できるキャンペーンを実施している(申し込み終了日は未定)。