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NECは、国内シェアNo.1のPLMソフトウェア「オブリガート」を刷新した「オブリガート R5」を10月に発売すると発表した。新バージョンでは、AI機能や環境規制への対応を強化し、中核となる「ものづくりマスター」の機能を大幅に拡張している。
PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)とは、製品の企画から設計・生産・保守に至るライフサイクル全体の情報を統合管理し、製品開発力の強化を目指す取り組みやそれを支えるシステムのことだ。製造業では、複雑化する製品情報や規制対応、持続可能なものづくりへの移行が課題となっており、PLMの重要性が高まっている。
オブリガートは、テクノ・システム・リサーチの2025年8月の調査によると、出荷数量および導入サイト数ベースで32.3%のシェアを占め、国内PLM市場でトップシェアを獲得している。長年にわたり多くの製造業企業で採用されてきた実績がある。
新バージョンでは、AIを活用した設計支援や品質予測、環境規制に対応する材料情報の管理機能などを強化。さらに「ものづくりマスター」を中核に据え、製品開発プロセス全体の効率化とデータ活用による競争力向上を支援する体制を整えた。
NECは今後も、ものづくり分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進し、顧客企業の製品開発力強化に貢献していく方針だ。