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国際スポーツ記者協会(AIPS)は5日、サッカーワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会を取材予定のイランやアフリカ諸国出身の記者が、米国のビザ(査証)取得で深刻な困難に直面していると発表した。
同協会によると、ビザ発給そのものが拒否されるケースが複数報告されている。特に政治的な緊張関係にある国々の記者への発給が滞っているという。
さらに、米国からカナダやメキシコへ移動して試合を取材した後、米国に再入国できない「シングルエントリー」形式のビザしか発給されない事例も確認された。この制限は、3カ国をまたぐ大会の取材に大きな支障をきたす。
AIPSは声明で「こうした状態は受け入れ難い。ジャーナリストが公平に取材できる権利が損なわれている」と強い不満を示した。その上で「国際サッカー連盟(FIFA)がビザ取得プロセスの円滑化のために可能な限り全ての対応をしてくれることを願う」と訴えた。
W杯北中米大会は米国、カナダ、メキシコの3カ国で共同開催される初の試み。多くのメディアが国境を越えた移動を計画しており、ビザ制約が報道の自由度に与える影響が懸念されている。