
東京・日野市にある日野自動車本社工場で12日午後3時ごろ、火災が発生した。塗装ラインなど工場の一部が焼け、鎮火したのは同日午後11時35分だった。消火作業にあたった保安課の従業員3人が負傷し、うち1人は気管支に重度のやけどを負い重体となっている。
焼けた範囲は1階のトラック組み立てラインと2階の塗装ラインの一部で、総面積は約2500平方メートルと全工場の約10分の1に及ぶ。火災発生時は日曜日で生産ラインは休止中であり、火の気はなかったという。日野自動車は13日午前に記者会見を開き、出火原因は消防当局が調査中であると説明した。
負傷した3人はいずれも保安課の従業員で、初期消火活動中にけがを負った。最も重傷の1人は気管支にやけどを負い、現在も病院で治療を受けている。他の2人の容体は安定していると報じられている。
日野自動車は今回の火災による生産への影響を評価中で、13日から同工場の操業を一時停止する方針を示した。今後のスケジュールについては、消防の調査結果を踏まえて決定するという。
同社は6月10日・11日に新宿住友ビル三角広場で一般向け展示イベントを開催する予定で、現時点では火災によるイベントへの影響はないとしている。また、同社工場の安全体制の見直しを進める方針だ。