
清水エスパルスは9日、京都産業大学に所属するDF小野成夢(21)について、2027年1月からの新加入が内定したと発表した。
小野は2004年12月1日生まれで、愛媛FCの育成組織出身。U-15、U-18と経験を積み、高校3年時には愛媛U-18の高円宮杯プリンスリーグ四国優勝に貢献し、自身もMVPに輝いた。
高校卒業後は京都産業大学に進学。センターバックとして主力に定着し、京都府代表として3年連続で天皇杯に出場した。
今年2月から3月にはデンソーカップチャレンジ関西選抜に選出され、優秀選手賞を受賞。2026年度は、徳島ヴォルティス加入内定のMF伊藤翼とともに2名体制の主将を務めている。
加入内定に際し、小野は清水を通してコメントを発表。プロキャリアを清水でスタートできる喜びを語った。
「このたび、清水エスパルスに加入することになりました。プロサッカー選手としてのキャリアを清水エスパルスという偉大なクラブでスタートできることを大変嬉しく思います」
「サッカーを通じて関わってくださった方々、そして何不自由なくサッカーをさせてくれた両親への感謝の気持ちを忘れず、結果で恩返しができるよう頑張ります」
「私の武器であるビルドアップ能力とリーダーシップを活かし、攻守の起点となり、勝利に貢献します」と語った。
清水の反町康治GMもクラブを通じてコメントを発表。小野の加入を歓迎した。
反町GMは「守備面では、ポジショニング、ラインコントロール、リスクマネジメントといった当たり前のことを、1試合通じて高いレベルで発揮できる能力を持ち合わせている」と評価。
「攻撃面でも左右両足で精度の高いパスを供給でき、サッカーIQ高く、いかなるプレッシャーの中でも冷静に判断を間違えないプレーを高く評価しています」
「誠実で素晴らしい人間性も兼ね備え、誰からも信頼される優れたディフェンダーです。今後、清水エスパルスのチームリーダーになることを期待してやみません」
「入団までの期間で経験値を上げ、即戦力として活躍することを楽しみにしています。ファン、サポーターの皆様も、ぜひ温かく迎えていただき、熱いご声援をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
小野は入団まで約半年間、大学サッカーでさらに経験を積む予定。清水はJ1百年構想リーグに参戦しており、来季の戦力として期待される。
清水は今季リーグ14位に終わったが、吉田孝行監督の続投が決まっており、新戦力の加入で巻き返しを図る。
小野の加入は、守備陣の強化につながると見られ、反町GMも「ようこそ清水エスパルスへ、そして共に闘いましょう」と歓迎の意を表した。