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片渕須直監督が語る「アニメーションとの出会い」―理論と実践の原点

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Kenji Watanabe
経済 - 21 6月 2026

アニメーション映画「この世界の片隅に」(平成28年公開)の監督、片渕須直さん(65)は、幼少期に観た映画の記憶を出発点に、「アニメーションって何なんだろう」という問いを抱き続けてきた。この問いは作品に昇華され、特任教授を務める日本大芸術学部映画学科で今年度、「アニメーション専攻」が新設される原動力ともなった。片渕さんを突き動かしてきた「アニメーション」との出会いとは──。

高校3年の春に、大塚康生さんが新作をやるという記事が新聞に載り、「これは見なきゃな」と思ったんです。それまでアニメに関心はなかったんですが、大塚さんの名前だけは学校で読んだアニメ雑誌で「ジープに詳しいアニメの人」として覚えていたんですね。その番組が「未来少年コナン」でした。テレビで見て何かが自分の記憶につながったような感覚があり、「これはなんだろう」と番組終了後もしばらく膝を抱えて座っていたんですよ。

「未来少年コナン」は昭和53年4~10月、NHKで放送された。宮崎駿監督の初監督作品として知られるが、当時は作画監督の大塚さんの知名度の方が高かったという。

後で分かりましたが、私が2歳11カ月のころに祖父が運営する映画館で見たアニメ映画「わんぱく王子の大蛇退治」の原画を、大塚さんが描いていたんです。記憶は確かでした。大学1年のときに東京・池袋の劇場で大塚康生特集がオールナイトであって、「大蛇退治」を見たら「あ、ここから映画館で見た」と、はっきり覚えていましたから。

高校では8ミリカメラで生徒会の記録などをしていて映像の仕事に就きたい思いはあったんですが、「コナン」で「これは自分の出発点と関わっている」と感じてしまって。そこから1年間は、アニメってどのように形になっていくんだろうかと、のめり込みました。

日大芸術学部映画学科に入学した片渕さんだが、この時期に「出会えなかった人がいた」という。「帰ってきたウルトラマン」などに出演した俳優、岸田森さんのことだ。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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