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週末の19日夕に発生した東海道新幹線の運転見合わせは、東西を結ぶ交通の「大動脈」を直撃した。JR東京駅にも、出張終わりの会社員や移動途中の旅行客たちが足止めされ、切符売り場には長蛇の列ができた。JR東海によると、一時運転見合わせによる影響は14万人に及んだ。
《遅れ2時間以上》《発車未定》。新幹線改札口では、多くの利用客が電光掲示板を見上げていたが、混乱ぶりを伝えるだけだった。駅員に運転再開の見通しを尋ねる人の姿も目立った。
「まさかここまで長引くとは…」。八重洲口でキャリーバッグに腰掛けていた三重県の会社員、山崎一成さん(40)は、出張終わりに3時間近く足止めされ、疲れた声で話した。
構内には、午後8時40分過ぎに運転再開を伝えるアナウンスが流れた。東京から名古屋市へ向かう途中だったという40代の男性会社員は「やっと帰れる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「まさか人身事故に巻き込まれるとは思っていなかったけれど、指定席を買っておいてよかった」と話し、一刻も早く帰路に就きたい様子だった。(鈴木駿太郎)