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ニデックの岸田光哉社長は21日、ロイターのインタビューに応じ、品質不正問題に関して「どの商品にどう使われているか詳細の報告が欲しいという声を強くいただいている」と述べた。同社長は外部資本に頼らず、あくまで自主再生で取り組む考えを示した。
今後の成長戦略に不可欠なM&A(企業の買収・提携)などを考えても、岸田社長は「上場維持は譲らない」と強調した。同社は過去にも買収を通じて事業拡大を図ってきたが、今回の品質不正問題で信頼回復が急務となっている。
岸田社長はインタビューで、品質不正の原因分析と再発防止策の徹底を進めていると説明した。具体的には、社内調査を拡大し、関連製品の使用先を洗い出す作業を優先的に行っているという。
ニデックはモーターや電子部品を中心にグローバル展開しており、今回の不正が取引先に与える影響について岸田社長は「関係各所と緊密に連絡を取り合っている」と述べた。
同社は自主再建の道を選んだ背景について、岸田社長は「株主や市場との対話を通じて、透明性を高めることが最善策だと判断した」と語り、経営の独立性を維持しながら信頼回復に向けた取り組みを本格化させる方針だ。