
第173回天皇賞・春(GⅠ)は3日、京都競馬場の芝3200メートルで15頭が出走して行われ、昨年の日本ダービーを制した1番人気のクロワデュノール(北村友一騎乗)が3分13秒7で優勝した。これでGⅠ4勝目、重賞6勝目を飾り、1着賞金3億円を獲得した。
鼻差の2着には12番人気のヴェルテンベルクが入り、さらに半馬身差の3着には2番人気のアドマイヤテラが続いた。4着以下にはメイショウレヴァン、ダノンマッキーなどが入線した。
レースはスローペースで推移し、クロワデュノールは中団の外目を追走。直線で外から力強く伸びると、先に抜け出したヴェルテンベルクをゴール前で捕らえ、鼻差での勝利を収めた。勝ちタイムは稍重馬場を考慮すれば優秀なものだった。
北村友一騎手は落ち着いた騎乗で馬の能力を最大限に引き出し、管理する岡田調教師もこの勝利を高く評価している。馬主のロードホースクラブはこれで春のグランプリを手中に収めた。
クロワデュノールは昨年の日本ダービーに続くGⅠタイトル獲得。今後は秋の天皇賞・秋やジャパンカップへの参戦が注目される。父エピファネイアの産駒として初の天皇賞・春制覇となり、血統的価値も一層高まった。