t>

免税店大手のスイス企業アボルタは24日までに、DFSグループ(香港)傘下で沖縄の免税店事業を手掛ける沖縄ディーエフエスを買収することで合意したと発表した。買収により、沖縄の免税店市場でのプレゼンスを一気に拡大する狙いがある。
アボルタは沖縄ディーエフエスの株式100%を取得する。買収額は非公表で、手元資金で賄うとしている。沖縄ディーエフエスは那覇空港の国内線、国際線両ターミナルと那覇市内の3店舗を展開している。
アボルタは沖縄を足掛かりに、日本を含むアジア太平洋地域での存在感を高める方針だ。特にインバウンド需要の回復が見込まれる中、沖縄の戦略的重要性が増している。
今回の買収対象となったDFSグループは、フランスの高級ブランド大手、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)が過半を出資している。
アボルタは2025年に関西国際空港での飲食事業契約を発表するなど、日本市場への関与を強化している。今回の買収も日本を含むアジア太平洋地域での事業拡大戦略の一環とみられる。