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ニューカッスルはデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュア獲得の動きが破談となった。移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が10日に報じている。
ロマーノ氏は「ここ数時間の新たな協議の結果、ピエール・エミール・ホイビュアのニューカッスル移籍は現在破談となっている」と説明。クラブ間の交渉は順調とみられていたが、選手本人がこのオファーを拒否する決断を下した。
ホイビュアはマルセイユ在籍2シーズンで公式戦75試合8ゴール9アシストを記録。中盤の中心として経験を積んできた実績が評価され、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスをアーセナルに引き抜かれたニューカッスルが白羽の矢を立てた。
今夏は若手中心の補強が目立つマグパイズだが、マティアス・ヤイスレ監督からのリクエストを受けてホイビュア獲得に動いていた。フランスメディア『フットメルカート』は、移籍金1500万ユーロ(約27億5000万円)程度で合意に迫っており、今週中にも交渉を完了するとの見通しを報じていた。
ニューカッスルはマルセイユが要求する移籍金を支払う用意があったものの、ホイビュア自身がオファーを拒否。このため、移籍は成立しないことになった。
ホイビュアは1995年8月5日生まれの現在31歳。母国デンマークのコペンハーゲンやブレンビーなどのアカデミーを渡り歩き、2012年夏にバイエルンのセカンドチームへ加入した。
2013年4月にバイエルンのトップチームデビューを果たしたが、選手層の厚いチームでは出番が限られ、アウクスブルク、シャルケへのレンタル移籍を経験。2016年夏にサウサンプトンへ完全移籍し、イングランドに初上陸した。
プレミアリーグ初挑戦で才能が開花し、2020年夏にはトッテナムへステップアップ。トッテナムでは4シーズンで公式戦通算184試合に出場し、10得点を記録した。
デンマーク代表では2014年5月にデビュー。EURO2020では全6試合にフル出場して準決勝進出に貢献し、FIFAワールドカップカタール2022とEURO2024でも全試合スタメン出場を記録。国際Aマッチ通算97試合11ゴールを誇る。
ホイビュアの拒否により、ニューカッスルは中盤の補強を再び模索することになる。ヤイスレ監督が求める経験豊富なMFの確保は、今後の移籍市場での焦点となりそうだ。
一方、マルセイユはホイビュアの残留を見据えた対応を迫られる。本人には今後も他のクラブからの関心が及ぶ可能性があり、その去就から目が離せない。