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ペルーのフジモリ大統領は就任翌日となる29日、首都リマで軍事パレードに出席した。式典では憲法に基づき、大統領が軍と警察の最高司令官を務めることが正式に認められた。
フジモリ氏は選挙公約でも掲げた治安対策を最優先課題と位置づけ、軍を直接投入する方針を明確にしている。今後の具体的な運用が注目される。
ペルーでは犯罪組織によるバス襲撃や商店へのみかじめ料要求が多発し、麻薬関連犯罪も深刻だ。フジモリ氏は28日の就任演説で「非常事態宣言が発令された場合、警察と緊密に連携した上で軍が一時的に治安維持活動を統制する」と宣言。29日の初閣議でも治安対策が主要議題となった。
主要紙ペルー21が26日に報じた世論調査では、フジモリ政権の支持率は71%に上った。期待する政策として治安対策を挙げた人は68%で、汚職防止や教育充実を大きく上回った。
一方、父アルベルト・フジモリ元大統領時代には、軍・警察による左翼ゲリラ掃討作戦で人権侵害があったとの批判が根強い。新体制は慎重な対応を迫られる。