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ブラックロック系のDPが、日本のスタートアップに初めて出資した。脱炭素支援サービスを手がけるアスエネは、シリーズDラウンドで総額135億円を調達した。
アスエネは「単月の営業キャッシュフローはすでに黒字化しており、(自社の経営資源で)オーガニックに成長していく分にはお金は必要なかった。それでもあえて海外投資家からの調達にこだわったのは、この領域でグローバルナンバーワンになりたいからだ」と説明する。
“海外で営業したり、パートナーシップを組んだり、M&Aしたりするときに、世界的に誰もが知っている機関投資家が入っていることは効果的だ。「日本のSMBC(三井住友銀行)が出資しています」と言えば国内では評価されるが、欧米の会社にはあまり理解されない”
ブラックロックは上場時の(一定額の株式取得を約束する)コーナーストーン投資家になりうるし、上場後も株主として残ってもらえる可能性がある。IPO後を見据えた資本政策として、今回の調達は非常に大きい。
DPとの交渉は3〜4年前、シリーズBのころから続けてきた。当時のアスエネは彼らからすると、まだサイズが小さかった。日本のレイターステージのスタートアップにとって、海外の機関投資家を引きつけることは勝ち筋の1つだろう。今回はマレーシア国営石油会社ペトロナスのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)も新規で入ったが、彼らにとっても日本のスタートアップへの投資は初めてだ。