t>

スペイン代表の左サイドバック、マルク・ククレジャ(27歳)が、今夏の移籍市場でレアル・マドリードに加わる見通しとなった。複数の関係筋によれば、チェルシーとレアル・マドリードのクラブ間交渉はすでに妥結。移籍金は5500万ユーロに加え、条件達成に応じた500万ユーロのアドオンが設定され、総額6000万ユーロ(約111億5000万円)という大型契約で合意に達したという。
ククレジャはバルセロナの下部組織で育ち、エイバル、ヘタフェで頭角を現した後、ブライトンを経て2022年にチェルシーへ完全移籍。身長こそ175センチと大柄ではないが、対人能力の高さと推進力を武器に、左サイドを主戦場とするスペシャリストとして存在感を発揮してきた。これまで公式戦163試合に出場し、9ゴール13アシストを記録。今季は50試合に出場するなど、フル稼働のシーズンを送っていた。2021年にスペイン代表デビューを果たし、2026年のFIFAワールドカップメンバーにも名を連ねている。
チェルシーが来季、チャンピオンズリーグを含む欧州の大会への出場権を逃したことが、ククレジャの移籍決断を後押しした。以前からバルセロナやアトレティコ・マドリードへの移籍が噂されていたが、最終的にレアル・マドリード行きを選んだ。移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏の情報によれば、ククレジャは2032年までの6年契約で合意済み。正式な発表はワールドカップ終了後になるとみられるが、早ければ一両日中にもクラブから公式リリースが出る可能性がある。
レアル・マドリードの新指揮官に就任するジョゼ・モウリーニョ監督が、ククレジャの獲得を強く望んだことも決め手となった。モウリーニョ監督は左サイドバックをククレジャとアルバロ・カレーラスの2枚で回す構想を描いており、現在チームに在籍するフェルラン・メンディとフラン・ガルシアの2人は今夏の売却リストに挙がっているとされる。ただし、メンディは負傷で復帰が11月頃と見込まれており、現実的な売却は難しいとの見方も出ている。