
俳優の中村雅俊(75)、秋野太作(83)、田中健(75)が21日、東京・三鷹の武蔵野芸能劇場で行われた『The 51th Anniversary 俺たちの旅 スペシャルコンサート』の取材会に出席した。中村は冒頭、自身の呼びかけにファンが集まる理由について「どうしてお客さんが来るんだろう?」と素朴な疑問を口にし、笑いを誘った。
伝説の青春ドラマ『俺たちの旅』の放送50周年を記念し、中村、秋野、田中、岡田奈々の4人が集結した昨年のコンサートは全公演完売。追加公演も即日完売し、再演を望む声に応えて51周年記念コンサートが実現した。10月29日の東京国際フォーラムを皮切りに埼玉・福岡・広島・兵庫の6会場を巡り、上村香子のスペシャルゲスト出演も決定している。
中村は「皆さん、ようこそおいでくださいました。本当にありがとうございました。コンサートをやっていたんですけど、またやるっていう話を聞いた時、皆さんも驚いたと思いますけど、こっちに座ってるこの4人、全員が驚きました」と笑わせ、「それで次に出てきた疑問が『どうしてお客さんが来るんだろう?』という」と続けた。
秋野は「もういい加減皆さまもお腹いっぱいなんじゃないかと思ってはいるんですけれども、再びこの秋にコンサートをやれる運びになりまして。私ども密かに喜んでおります」と語り、中村の体調を気遣って「ご承知の通り雅俊くんがちょっとへこんでおりますので励ましにお集まりいただけたらありがたい」と述べた。一方、田中は「来年もまたできたらなと思ってます」と早くも期待を見せ、中村が「もうその話をしているの?」と笑う場面もあった。
50年を経てなお高まる人気の秘けつを問われ、中村は「それは、こっちサイドが聞きたいぐらい」と笑いながら「やっぱり分析すると、『俺たちの旅』は素晴らしい作品。クオリティが高い。撮影当時はその意識はなかったですけど、皆さんが見ていく中で“青春モノの金字塔”と言われる理由が、そこにある。どれがどうこうじゃなく作品としてのクオリティ、内容のよさが50年経っても魅力として惹きつけた理由かな」と語った。