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日本水泳連盟が策定したドーピング違反などの資格停止選手への救済措置が3月の競泳日本選手権で既に運用されていたことについて、このルールが大会に参加した選手やコーチに事前共有されていなかったことが30日、分かった。
日本水連幹部は「内規なので公にはしていなかった」と説明。一部コーチからは公平性を疑問視する声も上がっている。
内規は3月4日の常務理事会で決定した。日本選手権の参加申込期限の2月19日時点で資格停止中だった選手が、この救済措置を使って大会に出場し、9月開幕の愛知・名古屋アジア大会の代表入りを果たした。
しかし、大会前に開かれた「監督者会議」では、救済措置が定められたことや今大会での適用があったことは報告されなかった。
レース当日に当該選手の出場を知ったというあるコーチは、「自分の選手が救済措置を受ける立場になる可能性もある」と配慮を示しつつ、「事前に説明してもらったほうがフェアだと思う」と話した。