
日産自動車は、第10回フィリピン国際モーターショー(PIMS)で新型ピックアップトラック「ナバラ プロ プラグインハイブリッド」を世界初公開した。このモデルは電動化と実用性を融合させた最新戦略の象徴だ。
本モデルは、2025年4月に日産が発表したグローバルビジョンに基づく。同社は中国をイノベーションと輸出のハブと位置づけ、世界市場に向けた商品競争力を強化している。ナバラ プロ プラグインハイブリッドは中国では「フロンティアプロ PHEV」として上海モーターショー2025で既に披露された。
このピックアップは、ビジネスとレジャーの両方に対応するタフで存在感のあるデザインが特徴。日産が培ってきた四輪駆動技術と電動化技術の知見を結集し、ピックアップセグメントに新たな電動化の価値を提供するという。
パワートレインは、1.5リッターターボチャージャー付き4気筒エンジンとトランスミッション内蔵の高出力電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム。システム全体で300kW以上の出力と最大800Nmのトルクを発揮し、高いパフォーマンスと優れたエネルギー効率を両立させる。中国市場仕様ではEVモードで最大航続距離135kmを目標とする。
オフロード性能を高めるため、5リンク式リヤサスペンション、前後輪のトルク配分を自動制御するインテリジェント4輪駆動、さらに電動メカニカルリヤデフロックを採用した。
ドライバーは走行シーンや好みに応じて、「ハイブリッド」「ピュアエレクトリック」「パフォーマンス」「スノー」の4つのドライブモードから選択できる。