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警視庁は16日、今月7日に月島署に保管されていた盗難バイクを奪還したとして、千葉県に住む20歳の男2人を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。男らは合鍵を使ってバイクを始動しており、警視庁は本来の盗難事件についても関与したものとみて調べを進めている。
警視庁・月島署の調べによると、事件が起きたのは7日午後6時30分ごろだという。警察車両などを置く警察署敷地内の駐車場に、塀を乗り越えて不審な男が侵入。進入警報で駆け付けた署員が、盗難車として押収したバイクのエンジンを始動している若い男を発見した。
署員は制止しようと走り寄ったが、男がバイクで署員めがけて突っ込もうとする素振りを見せたため、署員は退避した。バイクはこの隙に敷地外へ逃げ去ったという。
警察は防犯カメラに不審な男の姿が映っていないか確認したところ、事件の数十分前から塀の内側をうかがうように見つめる、作業服姿の若い男2人の姿が写っていることがわかった。
このため、同署では盗難バイクが発見された地域を中心にローラー作戦を実施。警察署近くの工事現場で働く2人の男が防犯カメラの男たちと似ていることに気づき、職務質問したところ、2人は犯行への関与をあっさりと認めたため、窃盗容疑で逮捕した。
奪還現場を目撃した署員は「合鍵でエンジンを始動していた」と話していることから、警視庁は2人が港区内で問題のバイクを盗んだ件にも関与している可能性が高いとみて、厳しく追及していく方針だ。